9月某日豊橋市にある子連れカフェ「104cafe」にてとことんあそびを開催しました
参加者の皆さんから嬉しいご感想をいただきました
その様子について今回から何回かに分けてレポを紹介していきます
今回はとことんあそび講座を開こうと思ったきっかけについてお伝えします
ご興味ある方はぜひご覧になってくださいね
子どもの遊びや学びを邪魔してない?
”おうちで子どもとなにして遊ぼう?”
これは私が出産してからずっと絶えずある悩み
「お家で思いっきり遊ばせてあげたいけど、散らかしたり汚されたりするのはちょっとな…」と感じるママさん多いのではないでしょうか?
実は私もその一人
こぼれたら率先してぞうきんで拭いていたし、「これはダメあれはダメ」の連発
あっちで散らかり、こっちでこぼされ片付けに追われてイライラすることばかり
こんな日が続いたので、おもちゃ箱からそーっとおもちゃを除いてしまったわけです、私が。
しかし子どもは気付くわけです
お気に入りだったおもちゃが突然なくなってしまったから…
遊びの本質とは
ある日水遊びをしました
子ども用プールには、水といくつかのおもちゃとじょうろが一つ
そこでハマったのがじょうろから出る水
じょうろに水を入れる方法がいくつもあり、自分でどのようにしたら満杯になるかを何度も試みます
大人だったら水の中に沈めて一瞬で終わるのですが、子どもは違います
バシャバシャと手で水をかけて入れてみたり
違うカップに水を汲んで注いでみたり
大きい穴から注ぐのではなく、シャワーヘッド側から注いでみたり
あれこれ試しながら一番いっぱいになる方法を学んでいったのです
この様子を見て、遊びの本質ってこういうことなんだと気づいた瞬間でした
このまま私が「これはダメ」と言い続けていたら、子どもは好きなように遊べず、「こぼさないようにするには?」「これがしたいけど怒られちゃうかも」とやりたいこととの葛藤をしながら遊ぶかもしれない…
私の行動は、遊びの自由や成長に必要ないろんな力を奪っていることに気づいたのです
とことんあそびとは
子どもたちが自由にとことん遊べる、そんな遊び場を提供したいと思い【とことんあそび】を開講しました
子どもの「やってみたい」気持ちが第一!
ふぁんだふるでは五感を働かせ、身体感覚を養う遊びが軸となっています
たとえば『触覚』
人間の手は、第2の脳と言われるほど、あらゆる感覚を感じ取る大事な役割を持つ器官です
体を動かしたり感じたりする『大脳』の領域の約3分の1が指と手をコントロールするために使われています
つまり脳は、指先に多くの指令を出しているということになります
以上のことから、手や指を使うことを意識した遊びを設定し、同時に脳も活性化させて鍛えていきます
【とことんあそび】では、素材となるものをじっくりさわって、その触り心地を楽しんでもらえるような仕掛けを考えています
それを大好きなママパパと一緒にやったらもっと楽しいし、もっと幸せを感じることができると確信しています
とことんあそびのお約束
参加者のママパパさんに向けて3つのお願いをしています
- 子どもと一緒に遊ぶこと
- お子さんにポジティブな声掛けを!(子どもがやることをすすんで認めてあげる)
- 決められた場所内であれば、大いに散らかしたり汚したりしてOK。もしそうなっても怒るのはNG
ただひたすら遊んでほしい、遊びに夢中になってほしいと願い、この遊びにはゴールは設定していません
子ども一人ひとりの興味に応じて、いろんな道具を出したり、遊びを提案していったりしています
参加者それぞれ異なる遊び方があって、何通りも遊び方があるのでとても面白いです
次回は、実際に講座で花紙を使った遊び方がたくさんあったのでその様子をお伝えしたいと思います